カンダタはどうすべきだったのか
おはようございます!
昨日の続きです。芥川龍之介の短編集を読んでいて、久しぶりに「蜘蛛の糸」を読みました。昔、教科書で習ったので、この話って日本人成人の80パーセント以上のひとが知っているのではないでしょうか?(数字に根拠ありません)
ということで、あらすじは説明するまでもないと判断し省かせていただきます。
読み返すたびに「カンダタはどうすべきだったのか?」と考えてしまいます。下から這い上がってくる他の罪人を追い払うようなことを言わなければ糸は切れずに無事極楽に行けたのか?
はたまた他の解決策があったのか?他の罪人を助けるために、自分がまず糸から降りるという選択肢をとることでミラクル的に極楽にいけたのか?
自分だったらどうするだろう。とりあえずこの作品の影響で身の回りの蜘蛛には優しくしています。たぶん、この作品のおかげで日本の蜘蛛は幸せです。